[exhibition] suku park
2025.11.1 sat - 11.9 sun
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この度Informationではフィンランドを拠点に活動する陶芸家、朴石雨(スク・パーク)の個展を開催いたします。
スク・パークは1970年代から長年にわたり、土という素材と真摯に向き合いながら制作を続けてきました。
あらかじめ形を決めず、土の変化や手の感覚に導かれるように成形を進め、焼成と再焼成を繰り返しながら作品を完成させます。
日々の制作を「新たな始まり」として捉えるその姿勢には、絶えず生まれ変わるものづくりへの穏やかな信念が宿っています。
小作品や器のシリーズには、楕円や雲のような柔らかな輪郭、建築的な幾何形態など、工業製品では再現できないフォルムが多数見られます。
その形は彫刻のような静けさを湛えながらも、人の暮らしに寄り添う温かさを感じさせます。
長い時間の中で育まれてきた作品のひとつひとつ。この機会にスク・パークの作品世界を感じていただければ幸いです。
communication
hans park & saori miwa
@littlemiwa
support & photo
kazumasa harada
@kazumasa_harada
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朴石雨(スク・パーク)
@hansaram_house
1947年ソウル生まれ。韓国で陶芸を学んだのち、1970年代初頭に北欧へ渡り、以降フィンランドを拠点に活動。
スリップキャスティングと手びねりを組み合わせた独自の技法で制作を行う。
素材と対話するように生まれるフォルムと、釉薬と素地が溶け合う表情が特徴。
作品はストックホルム国立美術館、ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館、ジュネーヴのアリアナ美術館など、世界各地の美術館に展示、収蔵されている。
現在はフィンランド・ポシオと韓国の2拠点で制作を続けている。
2025年11月1日|土|- 11月9日|日|
11:00-18:00会期中無休
*通常営業時間とは異なります。ご来店の際はくれぐれもお気をつけください。
スクさん、ハンスさん在店在店日:11月1日(土)・2日(日)
[ご来店に際してのお願い]
当店は店内撮影をご遠慮いただいておりますが、本展は作品のみ(近距離)撮影可能です。
小さなスペースのため、混雑時には入店制限をさせていただく場合がございます。
ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。